アロマで自律神経が整うって本当?アロマの効果や使い方を解説

「体が疲れやすい」「朝、気分がスッキリしない」「イライラする」「めまいがする」
こんな不調を急に感じるようになってきたな、と思うことはありませんか?
それは自律神経の乱れによるものかもしれません。

そこでこの記事では、自律神経とアロマの関係とアロマの使い方についてご紹介します。

自律神経とは?

自律神経とは、全身の器官をコントロールする神経です。
この自律神経とは体を活発にする「交感神経」と休ませる「副交感神経」の2つに分れています。

この2つの神経のバランスが崩れると「体が疲れやすい」「朝、気分がスッキリしない」「イライラする」「めまいがする」などといったさまざまな不調が生じてしまうのです。

なぜ自律神経が乱れるの?

自律神経が乱れる主な原因

  • ストレス
  • 生活習慣の乱れ
  • 疾患(発熱や怪我)
  • ホルモンバランスの変化

アロマで自律神経を整えよう

自律神経を整えるためには、ストレスを溜めないこと・バランスの良い食生活・適度な運動・十分な休息が必要です。
このようにライフスタイルを見直して、生活リズムを整えることが最も重要ですが、アロマにも神経を整える効果があることをご存知ですか?

アロマが与える効果

「アロマ」は「副交感神経」の活性化を高めてくれ、心身ともにリラックス状態に導いてくれます。

なぜなら香りと脳には深い関係があり、アロマの成分は脳に直接働きかけてくれるからです。
最近では、医療や介護施設などでもアロマを取り入れているそうです。

このように自律神経による体の不調を感じたら、アロマを試してみるのも有効な手段の一つです。

自律神経を整えるために「おすすめのアロマ」

【ラベンダー】
 睡眠の質を高める効果

【ベルガモット】
 リラックス・リフレッシュ効果

【オレンジ】
 緊張・ストレスの緩和効果

アロマの使い方

【芳香浴法】
アロマスプレーやアロマディフューザーを利用し、お部屋に香りを広げる。
手軽にアロマを楽しむことができる。

【沐浴法】
香りと入浴の両方のリラックス効果を得られる。
オイルはそのまま使用するとお肌への刺激が強いため、無水エタノールなどで希釈する必要がある。

【吸入法】
お湯を入れたマグカップなどに、オイルを数滴垂らし、香りと共に立ち上る蒸気を吸入する。
リラックス効果の他に、呼吸器系のケアにも効果が期待できる。

注意点

  • 皮膚に原液を使用しない
  • 火気を扱う場所で使用しない
  • 直射日光と湿気を避け、冷暗所にて保管する
  • 3歳未満の子ども使用は注意が必要
  • 妊娠中や持病がある人は、医師や専門家の相談が必要

まとめ

さまざまな症状の原因となる自律神経。
何かとストレスを感じることが多い現代社会では、自律神経のバランスを崩してしまうこともめずらしくありません。
自律神経を整えるためには、アロマが与えるリラックス効果もとても有効です。

ライフスタイルを見直して生活リズムを整えると共に、アロマでのリラックス方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。